半日あればプチリフォーム!新しい洋式トイレへ!!
前回の記事でとりあげましたこの画像。
前回は、この画像からご自宅の湿気について書きました。
今回は、トイレの交換について職人目線でお話させていただきます。
まず、旧トイレを目の前にして考えることが5つあります。
- 水抜き栓(不凍栓)の有無
- 壁紙やCF(クッションフロア)の張替えの有無
- 床下から立ち上がっている排水管の位置
- 床下から立ち上がっている給水管の位置
- コントローラーの取付位置
次は、一つずつ取り上げて考えてみましょう。
1.水抜き栓(不凍栓)の有無
各ご家庭によって、水抜き栓の場所ややり方が違います。
- トイレ、キッチン、洗面化粧台など各所についてあり、単独で水を止めれる場合。
- 電動水抜き栓のコントローラーによる、家の全ての水道設備が止まる場合。
- 2世帯の為、世帯ごとに上記で紹介した1,2,の場合。
- 水道設備が古く、メーター一括で家の全ての水道設備が止まる場合。
2.壁紙やCF(クッションフロア)の張替えの有無
- 壁紙の張替えがない場合、ロータンク(水が溜まるタンク)の裏が結露により黒カビが発生していないか。
- CF(クッションフロア)の張替えがない場合、新しいトイレが床に接触する部分と、旧トイレが床に接触している部分の差が取り付け後に見えないか。
取外した写真ですが、旧トイレの跡が見えますね…
3.床下から立ち上がっている排水管の位置
- 事前に見させて頂く段階で、旧トイレの型番を調べたうえで、新しいトイレの選定→お客様に確認→工事ですので、ここでは現場での本確認となります。
4.床下から立ち上がっている給水管の位置
- 通常、写真にある通りトイレに向かって左側に給水管があるのですが、稀に向かって右側や上側にある場合もあります。ですから、調査段階での確認が必要です。
5.コントローラーの取付位置
- 出来るだけ使う人意見を取り入れたうえで、既設の紙巻や手すり、また、下地(壁の中にある柱)の位置など物理的な所も合わせて、提案。
と。5つの事をご家庭に着いた時点から随時考えて作業していくと、
完成です!
今回取り付けたトイレは、TOTOのタンクレスになります。
タンクが無い分スッキリしましたね!
この連休前に完了しましたので、お家時間も気持ちよく過ごしていただけていると思います。