職人エコデンの話

とある職人の話

最近電気代が高いのだ!

 

ここ最近、電気料金のみならず、ライフライン全般の燃料の価格が上がっています。

 

理由としては、皆さんもご存知の通りコロナウイルスから始まり、半導体、物流関係の滞り、そしてロシアとウクライナの問題など様々な問題が重なっている事が要因でしょう。

 

その中でも今回は、電気料金対策の一つとして、「エコキュート」について職人目線で話していきたいと思います。

 

その前にまず、電気料金プランについて考えてみましょう。

 

電力の自由化に伴い、様々な電力会社が出来ました。

しかし、今では電力会社の新規参入の打ち切りとなり、今日まで存在していた電力会社が次々と倒産しています。

よって、電気の安定供給を求め、大手電力会社へ契約の変更をしている方も多いのではないでしょうか。

 

そして、もう一つ大手電力会社の強みとして、プランの多さが言えると思います。

各ご家庭によって、生活リズムや人数が違いますので、そのご家庭にあったプランが提供されています。

 

上記のことを踏まえた上で「エコキュート」と合わせて考えてみましょう。

 

ひと昔前は、「電気温水器」が深夜電力によるプランで出されていました。

これは夜のみ「電気温水器」に電気が供給される為、日中の沸かし増しが出来ない場合が多く、お湯が足りない場合を常に考えて生活することが当たり前でした。

 

それが「エコキュート」となり日中の沸かし増しが出来る以外にも、夜の時間帯の電気料金が安くなり、その時間帯に沸かす事で電気温水器よりも安く、同じ量のお湯が作れるようになったのです。

 

ここで職人からのワンポイントアドバイス

 

エコキュートは、なるべくお風呂に近い場合の設置をするべし!

 

理由としては、自動お湯張り機能がついている場合。

配管の長さが長いほど、配管の中のお湯が冷めやすく無駄が多いのです。

 

今回取り上げた「エコキュート」のみならず、ボイラー全般にいえる事ですが。

エコキュートの場合、せっかく安い夜の時間帯に沸かしたお湯ですので、ロスは出来るだけ少なくした方が良いでしょう。